2024年の年賀状

元旦に到着するように年賀状仕事を終えた2023年。

もともと、24日までに仕上げようと計画していましたが、2日ずれ込んで26日に書き上げました←自分に負けてしまいました
そんなこともあります。

字を書くことは集中力との戦いなので、集中力が保てなくなったら、割とすぐに止めるようにしています(笑)
なんだか、忍耐ない人みたいですが、集中力が無い状態で書く字は満足いくものが書けないことを分かっています。
なので、後で冷静に見て驚く事態にならないように時間を空けるか次の日に持ち越すなど、人それぞれのやり方で良いと思っています。
必ず筆を執ったその時に書き上げなければならない理由もありません。

「書く」という行為が大事であって、出来ない時にに無理して書き続ける必要はありません。
気が乗った時に、気の向くままに「書く時間」を楽しめば良いのです。

さて、宛名を書く時に、どのペンを使ってどう持って、どんな字を書こうかとしばし考えます。
構成を考えるのではなく、私はペンの持ち方で字が変わるので3種類の字のどれで行くか、という「ペンをどの持ち方にするか」を書く前に決めます。

・普段字
・ちょっときれいな普段字
・書道字

最初は書道字にしようかと思いましたが、年賀状なんだから好きに書こうと思い、
ちょっときれいな普段字にしました。

普段は課題を書いてることが多いので、どうしても知識を総動員して細心の注意を払って筆を進めてしまいます。
でも、年賀状は出品作品でもなく、自分が好きなように書けば良いんですよね。
受け取った人が読めなければ意味もないし、「手書き」の温もりが伝わればそれで十分。
難しい書の知識や字体なんて必要ない!

なんてことを、年賀状を書きながら考えていました。
宛名はもちろんのこと、裏面も変体仮名は使わずに誰でも読めるように。

2024年は始まったばかりですが、来年の年賀状の手書きを目指して、
宛名や自分の住所・氏名、もしくは裏面の一部など今から練習してみてはどうでしょうか。

気になったことがあれば、いつでも下記よりお問い合わせください。