最近、お気に入りの万年筆専門店を見つけました。
万年筆って、ボールペンや鉛筆とは違ってどこか、憧れのある筆記具ではないでしょうか。
持ってみたいけど、種類もメーカーもたくさんあるし、高価なものの方が良いのか、
なんか良く分からない。
でも、なんか良いなぁ。そんな感じでしょうか?
「一緒に買いに行って、見立てて欲しい」と頼まれることもあります。
かく言う私も、取り立てて万年筆に詳しいこともなく、
専門的な知識があるわけでもなく。
数本しか試し書きしたこともありません。
万年筆だからと難しく考えずに、
普段のボールペンやペンと同じで自分の気に入ったものか、書き心地の良いものを選べば良いと思っています。
個人的には「SAILOR」の万年筆が大好きです。
私が最初に「万年筆」というものに興味を持ったのは今から20年くらい前のこと。
ドラマの中で主人公が毎日使用していた、ペリカンの「ペリカーノJr.」というものでした。
文字を書いた時のインクの出方と万年筆のデザインに惹かれて、同じ物を買いました。
それが、私の万年筆デビューです(笑)
当時発売されていた、ふたが白で本体とのバイカラーのデザインが
個人的には好みでした。
翌年(だったかな)頃からはデザインが変わって、ふたと本体が同色のものに
なってしまいました・・・。
私にとっての貴重な1本、初めの1本はこのバイカラーのペリカーノJr.です。
当時は、まだ現在のように「ネットショップ」が当たり前ではなかったので、
とりあえず万年筆を扱ってるような大きな文房具店に買いに行ったと思います。
このペリカーノJr.を探した時に、この万年筆が「子供用」であることを知りました。
ペリカンはドイツの万年筆メーカーで、ドイツの子供たちが最初に握る万年筆として
作られているという背景を知って、そんなに幼い頃から万年筆を使う習慣があるのだなぁと驚きました。
それだけ、筆記具として当たり前に日常にあるものなのだということも。
日本では、万年筆って筆記具の中でも別枠な印象です。
年配の方とか、高級品とか、執筆する人が持ってるものとか、
持ってる人が限定されている気がするのです。
でも、実はそんなことはなくて万年筆の価格も幅広いので、手軽に手にすることができるもの。
安いものでは千円以下のものもあります。
私が最初に買った「ペリカーノJr.」も当時は千円ちょっとだった記憶です。
徐々に、万年筆のことを知っていくとどんどんその世界が広がっていくものです。
万年筆の世界が気になる方は、手に取れるものから手軽に楽しむことをお勧めします!
最近は、割とどこのお店にも万年筆が置いてあるので手に入れるのも簡単です。
これから使ってみたい方や、既に手にしているけどなかな使う機会がない方など、
万年筆を使ってのお稽古も大歓迎です。
万年筆は定期的なお手入れも必要ですので、そのお手入れも一緒にしたいなと思っています。
ご興味ある方はぜひ、お問い合わせください☺